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雪国の人たちが、季節のうつろいを実感し、確かめる「雪形」のように、
雪国が育んできた暮らしの知恵や季節の話題を、地域に根ざした視線でお届けします。

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雪国へ1泊2日。気ままにゆるり、女子二人旅

 

1日目は田園と街を満喫

JR東京駅→JR越後湯沢駅→HATAGO井仙→ryugon→居酒屋「一八」

「どこへ行く?」。友だちと1泊2日の旅行に出かけることになりました。温泉入りたい、おいしいもの食べたい。ゆっくり、静かな時間も欲しい。そうして見つけたのが2つのホテルをめぐる旅のコース。まずは1軒目、「越後湯澤 HATAGO井仙」に向かいました。 お昼過ぎに、越後湯沢駅に到着。東京駅から約1時間。あっという間と思ったら、宿も駅のすぐ前。駅を出て、横断歩道を渡るだけ。そのまま2階に上り、まずは贅沢に、コースでランチをいただきます。   「むらんごっつぉ」という名前のレストラン。地域の言葉で「村のごちそう」を意味しているとか。今日は軽めの「リゾートコース」を注文。それでもポタージュ、サラダにはじまり、メイン、ご飯、デザート、コーヒーまで。一つ一つ、素材の味がしっかりと生きていて、丁寧につくられていることが伝わってきました。満腹なのに体が軽い、女子にうれしい特別なランチでした。お酒好きなら、ドリンクペアリングを付けることもできるそう。お昼からお酒なんて、いいなあ。今度はぜひ、頼んでみよう。 次は、もう一つのホテル「ryugon」へ。13時30分。HATAGO井仙の前から出ている無料のシャトルバスで向かいます。車窓には、奥深い緑が連なる景色。鮮やかで、いきいきとした山々は、これから始まる旅の期待を高めてくれる力強さに満ちていました。   30分ほどでryugonに到着。「古民家ホテル」と名付けられているように、古き良き建物の中に新しさやモダンさもあって、風情たっぷり。歩いているだけで心地よく、心が休まりました。案内されたのは、ヴィラスイート。池に臨むゆったりとした部屋で、何と、テラスには露天風呂も。いつもとは違う静けさ。この時間を味わいたくて、コーヒーを豆から挽いて、淹れてみました。   ひと休みしたところで、誘い合って温泉へ。今日は、外にご飯を食べに行くから、早めに入ろうと。テラスに露天のお風呂もあるけれど、大きな湯船に浸かりたくて、大浴場へ。サウナ好きには、最近、サウナもできたそう。湯上がりには、庭に面したスペースでゆっくり。カウンターで飲み物片手に読書するのもいいし、一人に籠もれるソファで寝転びながらちょっと昼寝しても。このソファ、落ち着けて、すごく気に入りました。     街歩きも楽しみたくて、早めに出発。昔懐かしい商店街で、掘り出し物を探すようにウィンドウをのぞいて。ちょうどいい時間に居酒屋「一八」に着きました。「外ご飯にしたい」と聞いたら、「ryugon」のスタッフが勧めてくれたお店。とにかくお魚が新鮮でおいしい! 店主の話もおもしろくて、気持ちよくお酒が進みました。地元の人と知り合って話して飲んで。こういうのって旅の醍醐味ですよね。 酔いをさましながら歩いて「ryugon」。バーが開いていたので、1杯、飲むことにしました。昼間と違ってしっとりとした雰囲気。ほどよい明るさの中で、タムシバのジンをいただきました。敷地内にある山で取れた木の枝を使って、仕込んでいるんだとか。鼻に抜けるシックな香り、植物のやさしい味。もう一度、ほろ酔い気分になって、おやすみなさい。

2日目はひたすら宿でゆっくり

ryugon→HATAGO井仙→JR越後湯沢駅→JR東京駅

朝、まだ眠い気持ちを抱えながら、テラスの露天風呂に入りました。部屋付きだから、ぼんやり入っていても大丈夫。朝の空気は気持ちよくて、庭を眺めていると、時が止まったよう。いいなあ、こういう時間。 ちょうどお腹も空いてきて、朝ごはんがますます楽しみに。これまた昨日のランチのように、自然なやさしい味わい。雪国伝統の料理もあって、懐かしい気分に浸りながらいただきました。 ダイニングルームを出たら、テラスに出られるドアを発見。ちょうど晴れていたので、テラスで朝日を浴びました。ところどころ木漏れ日になっていて、気持ちいい。深呼吸すると、浄化されたよう。 まだまだ時間はありそう。ラウンジでクッキーとコーヒーをもらって、部屋で再び、食後のデザート。自家製のクッキーはやさしい甘味が、好きな味でした。1階のお土産店では、地元のクラフトを見て、気になったryugonオリジナルの杉のアロマスプレーを買って。そのまま外に出て、今度はカフェでひと休み。改めて、宿の中に、くつろげるところがいっぱいあることに気づきました。 そろそろシャトルバスの時間。名残惜しくもチェックアウトして、11時、HATAGO井仙に戻るバスに乗り込みました。最後に、HATAGO井仙の1階にある「んまや」で、頼んでおいた「湯澤るうろ」を受け取って、オリジナルの日本酒を買って。やっと新幹線に乗り込みました。 今回は、宿での時間を楽しみたくて、夕飯以外は出かけませんでしたが、ryugonでは、電動バイクを借りてポタリングしたり、囲炉裏のある空間で料理を教えてもらったり。いろんなエクスペリエンスが用意されているそう。次に来る時は、一つくらい、予約してもいいな。そうそう、泊まる宿をHATAGO井仙にして、2日目にryugonでゆっくり、夕方まで過ごす、というのも良さそう。その時は、夜は越後湯沢駅近くの居酒屋。気分に応じて、気軽に、ゆったり、それが分かったのが、大きなお土産になりました。 ▪️むらんごっつぉ ランチタイム 11:30~14:00(LO) リゾートコース 2,750円 ウオヌマコース 3,850円 *ドリンクペアリングは2,200円 ▪️ryugon villa suite(ヴィラスイート)宿泊 2名1室 素泊まりの場合(税込+入湯税別) Villa suite premium お一人様36,300円~42,900円  Villa suite standerd お一人様29,700円~36,300円 Classic suite premium お一人様  23,100円~28,050円 Classic suite お一人様19,800円~24,750円 Classic standerd お一人様13,200円~18,150円  食事追加オプション朝食お一人様 2750 円 夕食お一人様 8250 円  ▪️居酒屋 一八 一人5,000~6,000円

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「ゆきがた」は、HATAGO井仙とryugonがお届けする、雪国の知恵と過ごし方の提案です。

春、雪解けとともに山肌に現れる「雪形」から名付けました。

雪国の人たちが、季節のうつろいを実感し、確かめる「雪形」のように、雪国が育んできた
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