宿泊先へのチェクイン前、チェックアウト後。あるいは連泊の中日。旅に出ると「どうする?」となるのがお昼のランチ。何食べる? どこで食べる? せっかく出かけたなら、その日の気分やお腹の減り具合、夕飯を踏まえて「これだ!」という一品を探し当てたいもの。そこで今回は、HATAGO井仙とryugonの宿泊時におすすめしたいレストランや飲食店を集めました。 JR越後湯沢駅の駅前にあるHATAGO井仙。駅周辺や駅ナカには飲食店が集まっているので正直、選ぶのには困りません。となると「何を食べるか」。夕飯のボリュームを考えて控えめにしたり、夕飯が和食ならランチは洋食にしたり。「地元の名物を食べるのが旅の楽しみ」という方なら、へぎそばや川魚、山菜を提供する店へ。地酒をおともに昼飲み、なんてのもいい。一方、ryugonに泊まるならJR六日町駅と魚野川に挟まれたエリアへ。散歩がてら、街中散策を楽しみながら行ってみては。お昼のボリュームによって、夕食はコースを頼んだり、ryugonバーで軽食で済ませるのも一案です。 宿泊の前と後、いわば旅の始まりと終わりを盛り上げるのが旅先ランチ。ラインアップを見ていたら俄然、出かけたくなってきましたよね。
店主の宮下さんは神奈川県葉山にある創作フレンチの名店で修行し、34年前、故郷にUターン。「湯沢に”洋食店”を出したかった」と話す通り、店は町に洋食を広め、根付かせた。一番人気はシーフードグラタン(980円)。地元客やマンションを別宅とする人たちに「変わらないね」「ほっとする味」と愛され続けている。注文の都度、作るホワイトソースは味わい深いながら軽めのタッチでするすると完食。ランチコース(1600円)も評判。充実のテイクアウトメニューを頼んで、宿泊先で食べるのもいい。
雪国の食文化を料理に表現している創作料理のレストラン。ランチはコースのみ3種類(1870円、2750円、3850円)。魚や肉料理をメインに、地元で採れた野菜や山菜キノコを季節に応じて組み立て、提携農家の魚沼産コシヒカリご飯ととともに提供。
新幹線のホームまで5分弱。JR越後湯沢駅構内にあるイタリアンレストランでは、新潟や魚沼の食材を使って、季節感を乗せた料理を提供。春なら山菜、秋ならキノコなど里山を感じる食材もパスタやピッツァに。ランチは前菜のセットや地元の「豪雪ワイン」と味わって。
新潟県自慢の肉のほかグラタンやナポリタンも評判の店。ランチなら、つなんポークを使ったジンジャーポークステーキ定食を。やわらかくとってもジューシーで、注文すると、目の前でタレをかけて熱々がいただける。南魚沼のコシヒカリや地元野菜を積極的に使用。夜は居酒屋に。
JR六日町駅のほど近くに創業して26年。北海道を中心に地元を含め全国各地から仕入れた魚介類を寿司にして提供している。シャリは地元産コシヒカリに赤酢を使って握った寿司を、出汁入りの煮切り醤油でいただける。お昼は海鮮丼や、寿司とそばかうどんのセットが人気。
ryugonに泊まったら、体験しながら食べられるランチをどうぞ。離れにある土間スペースでは、地元のおばあちゃんと一緒に郷土料理を作る「土間クッキング」(3,850円。3日前までに予約)。けんちん汁や塩漬けの山菜を戻して調理し、かまどで炊く炊きたてのコシヒカリを食べられる。一方「おにぎりんぐ」では、自身で土鍋でご飯を炊き、炊きたてのコシヒカリに好きな具材を入れておにぎりに。2人前2,200円。